データセンター構築シミュレーションゲーム『Data Center』プレイ記録
はじめに
平素は大変お世話になっております。
クイックガードのパー子です。
データセンター構築シミュレーションゲーム『Data Center』の製品版が発売されたので早速プレイしてみました。

(開発者公式サイト Press Kit より)
いざプレイ
それではプレイしてみます。

タイトル画面にケーブルの総配線長などの記録と World rank なる順位が表示されるようになっています。
これは体験版にはなかった要素ですね。
言語として日本語を選択できますが、いわゆる中華フォントっぽさがあるようです。
ゲームを開始すると、管理室っぽい区画から始まります。

視点位置は一人称固定のようです。
(個人的には 3D酔いしやすいので、背後から見る三人称視点に切り替えられると嬉しいのですが…)
画面の左上に、現在資金などのステータスと次のミッションが表示されています。

ミッションいわく、まずはラックやらサーバーやらを購入して設置しろとのことなので、オンラインストアを開きます。
デスクに設置された PC にフォーカスを当てて、メニューから “Shop” を開くとチュートリアルが表示されます。

以下の商品を購入して、ラックに積み込むように指示されました。
- ラック
- ネットワークスイッチ
- サーバー
- ケーブル
- パッチパネル (オプション)
言われるがまま買ってみます。

初期状態ではほとんどの商品がロックされています。
XP を消費してアンロックできますが、手持ちの XP は 290 なので色違いケーブルくらいしかアンロックできません。
まだアンロックする意味はなさそうなので、見送ります。
とりあえずパッチパネル含め、指示された商品を 1つずつ買います。
商品を選択して “CheckOut” で購入です。
管理室に戻ると、ミッションにいろいろ追加されていました。
届いた商品をピックアップし、サーバールームに設置すればよいようです。

「コンテナからアイテムを拾う」とのことなので、壁のハンドルを上げてコンテナ型倉庫のシャッターを開けます。
このあたりの動きは、システムメニュー画面のチュートリアルから動画で確認できます。
体験版では説明が乏しく、購入した商品がどこにあるのかわからず無駄にウロウロしてしまったので、説明が手厚くなってありがたいです。

倉庫の棚に購入した商品が積まれているので、これをサーバールームに運搬&設置します。

1つずつ手で抱えていくのは往復が面倒なので、台車でまとめて運搬したいところです。
商品にフォーカスしてピックアップし、台車の上で手放します。

手放す位置が難しいですね。
不安定な位置に不安定な向きで置かれてしまいました。

位置を微調整しながら、なんとか全部積めました。
パッチパネルを一番下に積んでしまったので、現実なら圧壊不可避です。
台車を押してサーバールームへ移動します。

動きに癖があるのでなかなか難しいですね。
実物の台車と同じように、押し引きしながらでないと方向転換できません。
商品を良き位置まで運んだら、まずラックを設置します。
定められた設置ポイントのいずれでも構わないようなので、とりあえず一番奥から詰めていくことにします。
ラックが梱包された段ボールをピックアップして床の設置ポイントに合わせます。

ジィ〜コ、ジィ〜コとラチェットレンチを回す音が響いて、一瞬でラックが組み上がりました。
ちゃんとケガ防止のために手袋を着用して 2人以上で作業しているのでしょうか? 心配です。
続いて機器を収容していきます。
重量物を下に配置するのがセオリーなので、
- パッチパネル
- ネットワークスイッチ
- サーバー
の順に上から配置しました。
ミッションの説明文にもスイッチは「一番上の位置を推奨」と書かれていますし、天井に配線用のレールが見えるので、架上でケーブルを通すようです。

エアフローやケーブル配線用の隙間は気にしなくてよいようなので、機器間をピッチリ詰めました。
上に重心が偏っていて心許ないですね。
重量物である UPS (無停電電源装置) を下部に配置して安定を図りたいところです。
機器を収容できたら、次にスイッチとサーバーを LANケーブルで繋いでいきます。

ケーブルリールを抱えつつ、ポートを 1つずつ選択して繋いでいく細かな作業です。
繊細な操作を要求されます。
上を見たり下を見たりズームしたりで、3D酔いがつらくなってきました。
酔いに耐えてケーブルを繋ぐと新たなミッションが発令されます。
「顧客と契約する前にサーバーを 8台積んでおけ」とのことなので、7台を買い足します。

台車に 7台積むのは難しいですね。
ジェンガでしょうか。

計8台のサーバーを収容&配線しました。
LANケーブルはラック横のガイドを通すとオシャレ… と思ったのですが、ガイドの間隔とラックの高さが合っていないので、微妙にズレてしまいました。
ポートの選択もなんか変ですね。
美しくないですが、やり直すのが面倒くさいので気にしないことにします。
あと、ケーブルがスイッチの排気口 (なのか吸気口なのか) を横切っていて排熱を妨げていそうですが、これも気にしないことにします。
ここまで配線してみて気づいたのですが、サーバーにはネットワークを冗長化するために LANポートが 2つありますね。
2台目のスイッチを収容するスペースを空けておくのを忘れていました。
今から機器の位置を調整するのは大変なので、やはり気にしないことにします。
美麗なるラック構想は早々に破綻してしまいました。
3D酔いのせいでもはや思考できないので、いろいろと諦めたうえでいよいよ顧客と契約します。
壁際の扉の中に顧客ごとの機器が設置されているので適当に開け放ってみます。

ラックを部屋の奥に配置したためラックから一番近い (部屋最奥の) 扉を開いてみたところ、「評判が足りません」と怒られてしまいました。

まずは評判 0 でも契約できる顧客 “BERMUDA TRIANGLE BACKUP社” から始めないといけないようです。
(BERMUDA社の機器はサーバールームの入り口側に配置されているので、ラックは手前から設置するのが正解だったようです)
BERMUDA社はおそらくデータのバックアップサービスを運営しているのだと思いますが、データが突如跡形もなく消失する不可解な事故が起きないか心配です。
顧客と契約すると 10分間のカウントダウンが始まるので、タイムリミットまでに用意したサーバー群と接続します。

顧客の機器にケーブルを差し込み、天井を這わせてラックのパッチパネルと繋ぎます。
なお、あとでサーバーのセットアップに必要となるため、ここで表示されているネットワークセグメントの数値を手元に控えておきましょう。


よい角度で天井を這っているかわかりづらいですね。
美しく配線したいなら周到な配線計画が肝要ですが、自社ラック内の管理しか経験がないので架上配線の勘所がさっぱりわかりません。
なお、このゲームのパッチパネルは背面の固定結線と前面ポートで中継するタイプではなく、上段/下段が背面で結線されているタイプです。
上下1対のポート間で中継されるので、スイッチとの接続には架上配線を差した直下のポートを使う必要があります。
配線したら、ラックの前面扉を開けてスイッチとサーバーの電源を入れます。
LAN以外にケーブルは見えませんが、どういう仕組みで給電しているのでしょうか。
未来的にケーブルレスなのでしょうか。
テレビデオみたいに中途半端に壊れたとき困りそうです。
さらに < | > ボタンで顧客を選択したうえで、顧客ごとのサブネットに合わせて IPアドレスを設定します。

IPアドレス の設定は、最初に 1台、数字を打ち込んでからコピペすると簡単です。
末尾は 2, 3, 4, … と適当に連番でよいでしょう。
(1 はゲートウェイが使用しています)

設定が正しく完了すると、光の玉がケーブルを流れ始めます。
時間経過で少しずつ評判 / XP / 資金が貯まっていくようになります。

なお、時間内に設定が完了しなかったり規定のトラフィックを捌けないと、逆に少しずつ減っていきます。
機器の電源を入れた瞬間から EOL のカウントダウンが始まるので、故障する前に機器を入れ替えないといけません。

その先
以上がゲームの基本的なサイクルになります。
他の顧客と契約するためには、評判だけではなく、顧客の要求に合う機器を揃える必要があります。
XP を使って戦略的に商品をアンロックしていきましょう。
安定運用のための冗長化を考えたり、機器の最適な配置や機能美を感じるケーブリングなど、地道なタスクが多く残っていそうです。
サーバールームの増床や、運用スタッフを雇うこともできるようなので、そのあたりまでやり込んでみたいところです。
また、DLC も販売されており、台車をアンダーネオンで光らせることができるようです。
心躍りますね。
余談
まだ駆け出しの頃、お客様に代行してデータセンターに機器を搬入&設置する機会がありました。
ラックを見ると、レールの隙間に何枚か畳んだ段ボールが押し込んでありました。
機器を入れ替えて持ち帰る際の予備梱包材とのことでした。
ラックに可燃物である段ボールを収容するのはやめましょう。
(というか、可燃物の残置は規約で禁止されているのではないかしら)
まとめ
Steam のデータセンター構築シミュレーションゲーム『Data Center』を序盤だけプレイしてみました。
プレイ記録としてはここまでですが、引き続きやり込んで理想のデータセンターを築き上げていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
